5月10日(土)NHKラジオ深夜便という番組に出演させていただくことになりました。
http://www.nhk.or.jp/shinyabin/pro/b6.html
5月10日(土)の番組ですが、日付は11日(日)午前4時頃のようです。
2014年4月29日火曜日
2014年4月15日火曜日
2014年4月10日木曜日
今朝の産経新聞
先日、取材していただいたことを今朝の生活面に掲載していただきました。
「人生の最終段階における医療に関する意識調査」をふまえての記事です。
「リビングウィル」など自分の希望をきちんと書面で残しておくことは大切なことですが、当事者の皆さんにとってもハードルが高いことも事実です。
あくまで、書面で残すことは手段の一つでしかありません。
本来の目的は、 死をタブーとせず本人を交えてきちんと話をすること、 本人の希望を聴くことだと思っています。
「人生の最終段階における医療に関する意識調査」をふまえての記事です。
「リビングウィル」など自分の希望をきちんと書面で残しておくことは大切なことですが、当事者の皆さんにとってもハードルが高いことも事実です。
あくまで、書面で残すことは手段の一つでしかありません。
本来の目的は、
2014年4月7日月曜日
現代農業 5月号
現代農業さんの連載を書かせてもらっています。
今月は、ケアマネージャーさんのお話です。
人生は長く、介護が必要となる時期が訪れる人も多くいます。
自分ではなくても、連れ合いや身内の人に介護が必要になる時もあります。
そんな生活をうまくまとめてくれるのが、ケアマネージャーさんです。
「人生、ケアマネ次第」そんな言葉を頭に浮かべながら書きました。
今月は、ケアマネージャーさんのお話です。
人生は長く、介護が必要となる時期が訪れる人も多くいます。
自分ではなくても、連れ合いや身内の人に介護が必要になる時もあります。
そんな生活をうまくまとめてくれるのが、ケアマネージャーさんです。
「人生、ケアマネ次第」そんな言葉を頭に浮かべながら書きました。
2014年4月1日火曜日
糸賀一雄生誕100年 記念誌 に寄稿させていただきました。
先日、糸賀一雄生誕100年記念事業の一環として、記念誌「生きることが光になる」が発行され、私も、寄稿させていただきました。
「生」を支える
「はよう、まいらしてほしいわ」
私が外来をしていると、よくこのようなことを言われる。「早く死にたい」という意味の言葉なのだが、なぜか皆さん笑っておられる。そして、次の診察の時にはとれたての野菜を持って「先生食べてちょうだい」と笑顔で差し出される。病院から診療所に赴任した時、私はそのような元気な方が、なぜこのような言葉を言われるのか理解できなかった。今から思うと自分は患者さんの病気しか診ていなかったのかもしれない。
医学は進歩し多くの病を治せる時代になった。患者さんの中には不老長寿も夢でない時代がくるのではないかと思っている人もいるかもしれないが、「老い」を治す方法すら見つかっていないのも事実である。人の一生を考えてみると、ほとんどの人には「生・老・病・死」がある。言い換えると、「病」だけではなく、「老」や「死」も含めて人生のはずなのだが、私たちは現代の生活の場面から「老」や「死」を遠ざけすぎてはいないだろうか。たとえば、おじいちゃんの具合が悪くなり入院し、その後施設へ移り、そこで息をひきとった後は葬儀場へ直行、、、こんなことはよくある光景かもしれない。しかし、それで残された子や孫達におじいちゃんが「生きてきた」光景は残っているのだろうか。
医師の仕事は「病」を診断し治療することである。しかし、時として「病」や「老」あるいは「死」に対して目を背けることができない場面が訪れるのも事実である。しかしこれらは決して辛いこと、悲しいことばかりではない。裏を返せば、老いや病あるいは障がいを抱えていても人々が一生懸命に「生きる」という場面でもある。
「はようまいらしてほしい」という言葉には、老いや病があっても元気に生活をしたい、住み慣れた地域で安心して生活をしたいという自分らしい「生」への願いが込められているように思う。「生きるよろこび」というものは、本来ものすごく単純なものなのかもしれない。
永源寺にきて、いろいろなことを地域の皆さんに教えてもらった。地域のつながりやお互いを思いやる気持ち、そしてなにより私自身が地域の人達に支えられていると感じている。せっかくその地域に住むのであれば、私なりにできることをその地域に還元し、地域の人達皆の笑顔を見てみたいと思う。結果として、障がいをもった人も認知症の高齢者、病と闘っている人、そして子ども達も皆がお互いに思いやり、支えあい、安心して生活できる地域になればと思う。医療を通じて自分がこの地域でできること、それはこの地域で医療を行うことだけではなく、医療を通じた「まちづくり」ではないかと思う。
大きな病院ではできないことでも、地域であればできることがあると信じている。
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当院の在宅医療について
ここ19年間の実績をまとめました。 死亡診断書枚数 在宅患者さん人数 訪問診療・往診のべ回数 2005年 12 66 492 2006年 17 70 553 2007年...
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注)下記の症例は、患者さんの同意を得て掲載させていただいております。 「左足が腫れるんや」 先日、いつも外来に通われている86歳のTさんが受診された時におっしゃいました。 みると確かに左足が腫れています。 ズボンの裾をめくりあげると、なにやらカサブタのようなものが・・ ...
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今日、花戸が学校医をしている東近江市立山上小学校で学校健診を行ないました。 学校健診は主に内科と整形の診察のみを行なっているところが多いと思いますが、 山上小学校では、特別に各学年に一時間ずつ授業の時間をいただいて、花戸が「いのちの授業」を行っています。 今日...
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花戸が学校医をしている小学校で学校健診を行ないました。 学校健診は主に内科健診と言われる診察のみを行なっているところが多いと思いますが、山上小学校では、各学年一時間ずつ授業の時間をいただいて花戸が「いのちの授業」を行なわせていただいています。 1年生と2年生には、聴診器でお...
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今日の京都新聞に、地域の栄養士さんの団体「ぴーまん食楽部」さんが紹介されています。 介護が必要になられた方で在宅療養を希望される場合は、家族の方が調理をされることがほとんどだと思います。しかし、病院の栄養士さんがつくる食事と違い、慣れていない、どのような食事がいいのか?などわか...
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私が学校医をしている山上小学校では、内科健診と一緒に各学年一時間ずつ時間をいただいて「命の授業」というものをさせていただいております。 低学年の子ども達には、聴診器を10本ほど持参して、お互いの胸の音を聴いてもらいます。 子ども達は、 「お〜、ドクドクいってる〜」 ...
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ここ18年間の実績をまとめました。 死亡診断書枚数 在宅患者さん人数 訪問診療・往診のべ回数 2005年 12 66 492 2006年 17 70 553 2007年 ...
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骨折のため某病院に入院している認知症のおばあちゃんか ら手紙が届きました。 認知症だけど畑に行きたくて外に出て、畦で滑って転倒し、 骨折したおばあちゃん。 骨折ばかりは在宅で治療できないので、入院していただきました。 入院されるとできるだけお見舞いに行くようにしているのですが、 ...
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年の瀬も迫り、外来診療はたくさんの患者さんでごった返していました。 午後の診療をようやく終えて、診察室で仕事の整理をしていると、「こんばんは!」と元気な子どもの声が聞こえてきました。 先日、私がチームドクターをしている「永源寺リトルスターズ」を退団した6年生のメンバーが、卒...
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今日は、園医をしている幼児園での健診でした。 いつもは春と秋に健診をしていますが、今年はコロナの影響で春は 中止でした。 健診は胸の音を聴いたり皮膚の状態や背骨の歪みがないかを診るの ですが、それだけではあまりにもつまらないので、いつも絵本を持っ て読んでいます。 今年も各クラ...